野菜、果樹管理

イノシシ対策のためのフェンスの張り方【畑を守る方法も紹介】

フェンスにを建ててイノシシ対策

一昨年までは大丈夫だったのに去年はイノシシに荒らされてしまいました。

昔は被害はなかったんですが最近被害を受けることが多くなりました。

サツマイモが餌食になってしまいましたのでイノシシに荒らされるとどんな状態になってしまうのか、対策には何をすればいいのか、イノシシ対策について解説していきます。

イノシシ被害の様子と対処方について解説
  • イノシシが畑にやってきて土をほり、野菜を荒らす
  • 原因はエサ不足に山の管理不足と高齢化
  • イノシシ対策は畑を囲んでイノシシを入れないこと
  • 補助金を使ってフェンスを建てられることがあるので役場に相談してみる


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イノシシの被害とはどういうものか

イノシシに掘られているサツマイモ

画像のように根菜などイノシシが食べられるものは食べますが、食べられないもので漁られたりします。

特にイノシシが好きなミミズが多かったりするとミミズを食べるために土を掘り起こしてしまうので野菜がめちゃくちゃになります。

穴を掘ると言ってもまるで機械を使って掘ったようにぐちゃぐちゃに掘るので元に戻すものなかなか大変です。

米などは食べられることよりも稲を踏んづけて回って泥だらけになってしまって収穫できないということになります。

イノシシは群れで生活してるので一匹でなく何匹が連なって行動してるので被害は結構大きくなりますね。

最近は昔被害がなかったところでもイノシシが入るようになっていて昔とは環境が変わってきています。

イノシシが荒らしにくるのはなぜか?

イノシシは餌を求めている

イノシシが荒らしに来る原因としてはまず何より餌がないことに尽きます。

餌がないので畑にわざわざ来て野菜を食べてみたり荒らしてみたりするのだと思います。

気候の変化で、どんぐりなどの木の実が少なかったりことがあるのでそうなると人の作った野菜が狙われてしまうようですね。

昔に比べたらイノシシだけではなくウサギ、シカといった動物たちも頻繁に見るようになっています。

イノシシだけでなく野生動物たちが溢れている

よく言われる里山と人の生活範囲の区切りがなくなってきていて野生動物たちの生活範囲が広がっているみたいですね。

高齢者が増えて山の管理をする人がいなくなっているのも要因の一つです。

やはり人がいて草刈りをしたり、畑を作ったりしていれば野生動物たちも人の住処だからと近寄ってはきません。

けれど人がいなくなって、山が続いたような状態になっていればどんどん野生動物たちも行動範囲が広くなりますよね。

こういうことが日本各地で起こっています。

イノシシ対策はワイヤーメッシュのフェスンスを立てる

イノシシ対策にフェンスを立てる フェンス立て

対策は何よりイノシシの侵入を防ぐことです。

イノシシは鹿と違って柵を飛び越えることができないので畑に入らないようにするのは簡単です。

今回はメッシュのワイヤーフェンスを立てるという手段に出ました。

ホームセンターなどにも売っている獣用のワイヤーメッシュがあるのですがそれを立てて畑を囲みました。

建てるのは結構簡単でそんなに難しくありません。

詳しくは動画をみてくださいね!

ただ一人だと作業効率が悪いのでなるべく二人で作業した方が早く進んで効率がいいです。

画像のようにメッシュを貼り巡らせればイノシシが入らなくなるので被害はなくなります。

多分大丈夫と思うのですがこればっかりは1年通してみないとわかりません。

ワイヤーメッシュはイノシシには効果がありますが、野良猫などの小さい動物は入ることができるのでハクビシンなどにはあまり効果が無いかもしれません。

あと鹿は飛び越えるこができるので鹿の対策も兼ねたいのならフェンスの上に網を張るなどしたほうがばっちりですね。

フェンス立て完了

メッシュを貼る以外には電柵という方法もあります。

電柵でも防げるとは思うんですが近くの田んぼの人は電柵をしてあってもイノシシに入られていたのでワイヤーメッシュの方が確実かもしれません。

買ったことがないので何とも言えないのですが・・・

電柵もワイヤーメッシュと同じように畑を取り囲むように電線を張る必要があります

あとイノシシが近づいてくると大きな音が鳴ったりピカピカと光る装置を置くのも手段の一つかもしれないです。

ただだんだんイノシシが慣れてきてしまって効果がなくなることがあるのでそこは考えものですが。

イノシシを寄せないためにできること

気をつけられることと言えば草を刈った後そのまま放置しておくと土が湿った状態が続いてイトミミズが発生してしまいます。

今までイノシシは来なかったのに急にくるようになってしまうということがありますので草は処理をちゃんとした方がいいです

イノシシに齧られたサツマイモ

 

使えるなら補助金を使ってフェンス建てをする

もちろん自分で全て用意してするとなると出費はめちゃくちゃかかりますので補助金を使えるなら使ってやった方がお得だと思います。

補助金については最寄りの役場に問い合わせるのが良いと思います。

タイミングが合えば手出しがなくフェンス設置が行えるかもしれません。

お金はタイミングよく地域全体でワイヤーメッシュを貼るというので町の補助金を使って貼ることができたのでほとんどお金はかかりませんでした。

かかったところと言えばトラクターの出入り口を作る必要があったのでそこは鉄工所に頼んでフェンスを取り付けられる枠組みを作ってもらいました。

やっぱりどうしても入り口を作らないといけないので行く入り口を設置するにはどうしても何かホームセンターなので部品を探すなりして作らないといけません。

あと番線を締めるハッカを持っていないのであれば買わないと作業が出来ないのでそれも必要ですね。

番線は足りないことがあるかもしれないので多めに買っておく方が良いと思います。

ただハッカにしろ番線にし何万円という出費はいらないのでそこまで出費を気にしないでいいかもしれません。

イノシシが作った野菜をめちゃくちゃにしているとなかなかショックですよね。

しっかりイノシシ対策をして野菜作りが行えるようにフェンスを立てるのはとても重要です。

山がある人は里山作りをして行くとイノシシの被害が変わってくるかもしれません。

大変なのでなかなか気軽にできるわけではないのですが。。。

イノシシを根絶やしにすることはできないのでうまいこと道具を使いながらできることをやってイノシシと付き合っていきましょう。